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2007年1月

「セーラー服と機関銃」vs「夢の途中」

セーラー服と機関銃夢の途中

深夜、目が覚めた僕は子守唄代わりに「ラジオ深夜便」を聴き始めました。その日の3時台の日本の歌のコーナーは、昭和57年の特集でした。

昭和57年(1982年)は、昨日触れたサイモン&ガーファンクルが来日した年です。ファンであった僕は、大学浪人中であったのですが、親にしかられつつも友人2人と後楽園球場まで足を運びました。

ラジオから懐かしい歌が数々流れる中、一番印象に残ったのは、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」に続いて来生たかおの「夢の途中」が流れたことでした。

ある年齢以上の方で、「ベストテン」に登場しそうな曲に興味がある人なら、この2曲が「ほぼ同一」の楽曲であることはご存知でしょう。「ほぼ同一」とするのは、歌詞の一節に違いがあるからです。僕には、この歌詞の違いにより「セーラー服」が外交的、「夢の途中」がどちらかというと内向的(悪い意味ではなくて)の印象を受けます。

僕はこの頃の薬師丸ひろ子にあまり良い印象を持っていなかったこともあり、『「夢の途中」の方が心にしみてくるのになぜ「セーラー服と機関銃」の方があんなに売れるのかな。単に映画の主題歌だからいいのかな。みんなわかってないな。』などと考えていました。ただ最近の彼女に対しては嫌悪感がなく、『ALWAYS 三丁目の夕日』などでの演技も好感を持っているので、彼女の歌も今なら抵抗感なく聴くことができます。でもやっぱり、僕は「夢の途中」の方が好きですね。

一説には、当初来生の歌う「夢の途中」が映画の主題歌になるはずだったのが、製作側の都合で薬師丸の歌う「セーラー服と機関銃」に変わったと聞きます。これが事実か否かはさておき、結果的には2曲ともヒットしてよかったな、と思うのが正直なところです。

(2月3日追記)

セーラー服と機関銃

『セーラー服と機関銃』は昨年、TVドラマでリメイクされたので、10代や20代前半ぐらいの人々にとっては、この作品といえば長澤まさみを連想するでしょう。僕は彼女について、主演映画『世界の中心で愛を叫ぶ』で役柄にあわせ剃髪したことで好印象を持っています。ただ、存在感はそれなりに感じていますが、彼女の出演する映画やドラマすべてを観ておこうという気持ちにはなっていません。ただ自分と同年代で10代で登場していれば大ファンになっていたかもしれませんが。

(2月14日再追記)

薬師丸ひろ子のバージョンについては、映画公開時に発表された音源(アレンジ:星勝)と、後にレコード会社をキティから東芝EMIに移籍したのに伴って制作された音源(アレンジ:井上鑑)が存在するようです。僕は最近までこの事実を全く知らずいまだに聴き比べたことがないのですが、機会があればぜひ試してみたいです。

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さあ、始めるぞ!

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あるアーティストやグループ、ひとつの曲を好きになるのは、理由があるはずです。そのアーティストにまつわるエピソードを耳にして共感を覚えたり、何の気なしにコンサートに行ってそのステージに感動を覚えたり。自分の好きな人が「これ、いい曲だから聴いてごらん。」と勧めてくれたり、失意のどん底にいる時にたまたま聴いて慰められたり。もちろんアーティストや楽曲そのものに何らかの力がなければ、多くの人々をひきつけることがないことはいうまでもありません。

一方、自分の中に嫌いなアーティストやグループがいるのはなぜでしょうか。自分に限っていえば、こうなります。十代の頃、大好きなグループがいて、気に入った曲がチャートに登場したのだが、当時人気のアイドルグループに上位進出を阻まれてしまった。「○○○さえいなければ...」。あるいはそのアーティストの顔や仕草が自分の身近にいる嫌いな人に似ているのでイヤだとか。かと思うと、嫌いな人が好きなあの歌は聴きたくない、なんてこともありました。後になって改めてそのアーティストの演奏や嫌いになった楽曲を聴いてみてその魅力に気づかされたりすると、「何でもっと早く気がつかなかったんだろう」と悔やむことが少なくありません。

今回立ち上げたこのブログでは、「自分の中には知らない音楽はあっても、嫌いな音楽はない。」ことを前提に自分が一番よく聴いてきた、'70、'80の音楽(日本のフォークや英米のロック、ポップス)のことを中心に書いていくことにします。頭の中ではある程度構想は出来上がっているのですが、果たしてどのくらい実現するのか少々不安ではありますが、お付き合いいただけるとうれしいです。

1975年ごろにラジオで半年間放送されたサイモン&ガーファンクルの番組が僕を洋楽好きにしたといえます。その後初めて買った洋楽のLPが上に掲げた『ブックエンド』です。

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